利重剛は、日本の映画監督、俳優である。
高校時代から8ミリ映画を作り始め、『狂君I』が1980年のぴあフィルムフェスティバルに出品される。1981年、TBS系ドラマ『ふぼのごさん』で俳優デビュー。同年、岡本喜八監督『いまさらチャールストン』の制作に参加し、主演だけでなく、共同脚本、助監督を務める。
監督としては、『エレファント・ソング』が1995年のベルリン映画祭でNETPAC賞を受賞。次作『ベルリン』(95年)で日本映画監督協会新人賞を受賞。2001年『クロエ』がベルリン映画祭コンペティション部門に選出される。