天海祐希は、東京都台東区上野出身の中野友里、日本の舞台女優、映画女優である。
天海は中学時代に演劇部に入部し、2年次に担任の先生の推薦で宝塚歌劇団のファンであることが判明する。高校時代には、宝塚音楽学校を目指してバレエを習った。高校卒業後の1985年に宝塚音楽学校に入学し、1987年に雪組に入団、初舞台を踏んだ。天海さんは宝塚歌劇史上最年少で男役トップスターに就任した。男役としては月組に所属していた。
在団中は、レット・バトラー役の「風と共に去りぬ」、「ミー・アンド・マイガール」など、有名なミュージカルに出演した。1995年に劇団を退団し、テレビ・映画女優として活動を開始した。「犬神家の一族」(2001年)、「利権ベンゴシ」シリーズ(2004-05年)、「女王の教室」(2005年)、「BOSS」シリーズ(2009-11年)などが代表作で、数々の栄誉に浴したテレビ・映画出演作である。
2013年5月、東京芸術劇場で上演された舞台「ナポレオンの栄光」に出演した後、軽い心臓発作に襲われた天海さん。復帰を希望していたが、医師の指示で降板を決め、ファンに謝罪の手紙を書いた。
天海祐希は、NHK大河ドラマ「利家とまつ」での共演後、唐沢寿明からの誘いで所属した事務所「研音」に所属している。