玉木 宏は、名古屋市出身の日本の俳優で、株式会社アオイコーポレーションが代表を務めている。妻は女優の木南晴夏、義姉は女優の木南晴夏、従姉妹はお笑い芸人のカピバラである。
中学3年生の時、ドラマ『若おかみは小学生』の影響で芸能界入りのオーディションを受けるが、このオーディションに落選。しかし、高校2年、16歳の時、名古屋で現在の会社の社長である葵輝義にスカウトされる。高校卒業後、上京し、1998年のドラマ「セツナイ」で俳優としてデビュー。
飲食店のアルバイト、コンビニエンスストアの店員、日払いの引越し屋さんなどをしながら、オーディションで役者としてのキャリアを積んでいく。やがて2003年、NHKの朝ドラ「こころ」に出演することになる。2001年、映画『ウォーターボーイズ』の佐藤勝正役で注目される。また、「こころ」「いとし君へ」「ポカリスエット」のCMで知名度を上げる。2004年、WOWOWのSP「ルネ小説」でドラマ初主演。同年公開の「初恋の川」で映画初主演を果たす。
NHK「兵糧攻め」で連続ドラマ初主演を果たす。NHK「功名が辻」で大河ドラマに初出演。同年「天国の森」「のだめカンタービレ」でも主演を務める。2007年2月、エランドール賞新人賞を受賞。2012年、中国映画『刺客』にチョウ・ユンファとともに出演し、外国語映画初出演を果たす。同年、「アイアン・シェフ」の司会者に抜擢される。
2018年6月26日、女優の木南晴夏と結婚。2020年8月5日、2人に第1子が誕生したことが報じられた。