金城武は、日本-台湾間の俳優、歌手である。金城の母親は台湾人、父親は日本の沖縄出身である。台北で生まれ育ったが、日本国籍も持っている。台北日本人中学校を卒業後、英語圏の台北アメリカンスクールに入学し、英語で会話することができるようになった。在学中にテレビCMに出演するようになり、学校を辞めて歌と演技の道に進むことを決意する。北京語、台湾福建語、日本語に加え、英語と広東語にも堪能なマルチリンガルである。
1992年、「アニキ」というニックネームで歌手デビュー。デビュー作は「胸騒ぎの夜」。EMIと契約し、北京語、広東語の自作曲を多数発表。翌年、その人気で俳優業に進出し、商業音楽の制作は一切行わなくなった。
しかし、金城の仕事は、中国、香港、台湾に集中している。