最後の日まで (1960)

朝鮮戦争に参加したキム大尉は、腰から下が麻痺している。妻のヘギョンは彼の面倒をよく見ている。しかし、一家が大邱（テグ）に避難する際、途中で次女が死んでしまう。ヘギョンは長女のスンギョンと夫を荷馬車に乗せ、避難のために出発する。大邱ではキム大尉が入院し、ヘギョンは行商で生計を立てていた。
ある日、彼女は自分の屋台の近くで商品を売っているチョさんに出会う。戦争で孤児になったチョさんは、ヘギョンに姉のような存在になってほしいと頼み、ふたりは急速に親しくなる。 戦争で孤児になったチョさんは、ヘギョンに自分の妹代わりをしてほしいと頼む。 チョ氏を愛するようになったヘギョンは、チョ氏と夫の間で葛藤する。
ある日、見舞いに来た夫は、ジョ氏と妻が一緒にいるところを目撃し、激怒して病院に戻る。病院に見舞いに来たヘギョンは、自分から離れないよう懇願し、自分なしでは生きていけないと告げる。 ヘギョンはチョ氏との関係に終止符を打ち、家族のいるソウルへ向かう。そして、行き場のない戦争未亡人とその子供たちのために、夫と一緒に施設を設立する。しかし、スン・ギョンが交通事故で亡くなり、新たな希望は絶たれる。 ヘギョンが断食し、寝たきりになってしまったため、戦争未亡人は別の場所に避難することになるかと思われた。しかし、ヘギョンは再び自分を取り戻し、皆を励ますのだった。
(出典: KMDb)