風林火山

1543年から1562年までの封建時代の日本。海から海まで平和で統一された国を夢見る武士、山本勘助。甲斐藩主・武田家に仕えることになる。諏訪の領主を殺し、その妻を妾にするよう武田を説得する。そして、未亡人の虞姫を説得し、武田に子を産ませるように仕向ける。そして、武田に命を約束させる。その後、勘助は何年もかけて、裏切り、詩的な感覚、軍事的・政治的戦略を駆使して、武田の領域を拡大し、虞の子を世継ぎとして主張し、越後の軍との究極の戦いに備えていくのです。勘助はやりすぎたのか？愛に惑わされた彼の夢は大きすぎたのか？