沖縄県にある小さな島、鳩見町。小学校の生徒が一人もいなくなり、廃校が決定的になった。
仲摩さん(緒方拳)は、この状況を何とかしたいと考え、孫をスカウトするために東京へ向かう。しかし、娘に拒絶された彼は、別の子供を養子に迎えることにする。母親(西田尚美)に相手にされず、人間不信に陥っていた11歳の少女・るり(成海璃子)は、仲間さんの真意が伝わり、島に連れて行ってもらうことになる。ところが残念なことに、廃校になればどこかに行けると踏んでいた地元の教師・早苗先生(小西真奈美)は瑠璃に腹を立て、パーマヘア、つけ巻き、ミニスカートといった都会的なファッションを軽んじており、それが原因で瑠璃との大対決になり、彼女に熱を上げていた人たちも急に疑問を持ち始め、仲間さんと妻の恵(倍賞千恵子)だけ強く瑠璃側に立つことになる。
そんな中、島にやってきた謎の男・川島(竹野内豊)は、戦いの末に溺れかけた瑠璃を助け、島での生活の中で彼女の良心であり友人となる。しかし、川島は見かけ倒しなのか?それとも、東京から逃げるためにこの島に来たのか、もしかしたら東京で犯罪に巻き込まれた可能性もあるのか?
勝村と西山は近所の夫婦を、加州と井川は近所の未婚夫婦を演じ、皆それぞれの方法で瑠璃を助けようとする。
(出典:ウィキペディア)