1960年、日本で整形外科医として働く中村豊(向井理)は、数ヶ月間海外に渡り、リハビリテーション技術の研究を行っていた。リハビリテーション技術の研究のため、数ヵ月間海外に渡航する。英国で、中村豊は組織的な身体活動を用いて障害者を支援することを学ぶ。これが彼の人生を大きく変えることになる。
中村豊、帰国。スポーツを障害者のリハビリテーションに役立てるという考えを広めようとするが、なかなかうまくいかない。そんなある日、彼は一人の少年と出会う。その少年のおかげで、彼は車椅子バスケットボールの考えを少しずつ広めていく。そんな彼に、あるミッションが与えられる。そのミッションとは、第1回東京パラリンピック競技大会の開催である。中村豊は、障害者の家族や社会一般からの反対を受ける。