ミンミンは21世紀の武道家のお姫様で、愛のために盗みを働く女性ロビン・フッドです。彼女の王子様は、破天荒な戦士であり、モテモテの悪党であるD。彼は、群がる女性ファンたちに「500万ドルくれたら、愛人とハルビンに逃げよう」という挑戦状を叩きつけた。
ミンミンはすぐに裏社会のボス、キャットを襲う。気まぐれな行動で、彼女は奇妙な箱も持ち去る。しかし、その箱には貴重なものが隠されていることを彼女は知らない。キャットの子分たちから逃げる途中、ミンミンはナナに出会う。ナナはミンミンにそっくりなだけでなく、Dのガールフレンドの一人であった。ミンミンはナナを身代わりにして、箱を持ち去る。しかし、ミンミンの密かなファンであるトゥーは、ナナを自分と勘違いし、彼女の守護天使となる。
そんな折、Dが上海から忽然と姿を消す。彼が残した唯一の手がかりは、暗号のような電話のメッセージだけ。二人は上海の街をくまなく探し回るが、呆然とするばかり。女神にとって自分は何の役にも立たないことを知ったトゥーは、さらに落ち込む。
一方、捕らえどころのないDは、母の死の謎に苛まれ、曖昧な手がかりを追いかけている。迷路のような都市で、4人の迷える魂が互いの人生を織り成す中、キャットの闇の力が彼らに迫りつつある。
この時、ミンミンはもう一人のヒロインについて運命的な発見をする。