ある男が、神秘的な遺物を求めて世界中を旅する。
映画は、1800年代に第二次アヘン戦争で英国に略奪された頤和園の話をする男から始まる。その財宝の中には、十二支の青銅製の頭部が含まれていた。
現在、このブロンズヘッドはオークションにかけられ、1個100万ユーロ以上で取引されている。そのブロンズヘッドをはじめとする盗品を供給しているのがMPコーポレーションである。JC(ジャッキー・チェン)は、MP社から残りの失われた青銅の頭を探すよう命じられるが、すべて回収できれば10倍のボーナスが約束されていた。JCは、ナショナル・ジオグラフィックのマーティン記者と偽って、研究チームと共に12個の同じレプリカを作ったグアン教授という人物を訪ね、そのレプリカを調査する。一人になったJCは、特殊な手袋を使ってブロンズ製の干支の動物の頭をスキャンし、秘密組織が極めてリアルな干支のモデルを再現できるようにする。スキャン後、2つのブロンズ像の行方を探るため、パリに行き、グアン教授に推薦されたココという女性を探す。