チャート スエル・プン・ムンコン (2018)

舞台は1960年代。中国マフィアの家に生まれたソンウォードは、命を救ってくれた一流の大佐の養子となり、危険から逃れる機会を与えられる。大佐の養子となったソンウォードは、警察学校で優秀な成績を修めたが、養父は自分と息子の将来と目的を守るため、最後の1年を退学させ、家庭からも追い出す。ソンウォードは養父の人生に別の目的を与えられる。陰で生き、掃除屋になることだ。昼間は新しく儲かる米工場を経営し、夜は組織犯罪の抗争を抑え、大佐の後始末をするのである。
しかし、与えられた人生にもかかわらず、ソンワードは善良であろうと決意する。ヤオワラート（チャイナタウン）に戻ったソンワードは、妹と、うっかり弟子入りしてしまった2人の若者、そして大勢の従業員で構成される家庭を切り盛りしている。その中で、ピンムックという名の若者が、ある理由から肩身の狭い思いをしている。ソンワードの叔父、リム・マン・ホンとその兄弟、オウ・フイ・チェンは、違法なビジネスを拡大するために彼女の家族を皆殺しにし、ピンムックはたった一人生き残ったのだ。しばらくは路上で、その後は寺で暮らしていたが、売春婦として売られていたところをソンワードに助けられる。ピンムックは、ソンウォードが叔父とは全く違うことに気づく。舌鋒鋭く、強い心を持つが、自分の居場所に全く自信がないティーンとして、彼の不良家族に加わる。
(出典：Lovefiaのブログ)