一つの扉が閉まれば、必ずその代わりに窓が開く。8年前から心理学の博士号取得を目指す大学院生、ユウ・ナナ。友人たちが結婚や就職をする中、ナナは論文を完成させるために懸命に努力するが、結局はまたしても認められず、博士号を取得できないまま絶望的な気持ちになる。
その翌日、ナナは、SNSで彼女の写真を見つけた日本のビジネスマン、笹井英輔から奇妙なメールを受け取る。ナナは死んだ婚約者のそっくりさんで、写真嫌いの彼女の思い出の写真がないから、湯布院に行って写真を撮ってきてほしいというのだ。英介は写真と引き換えに、奈々を旅館に泊めることを約束する。
(出典:Viki、編集部)