恋人の藤子が住むアパートを追い出されたヒロミ(反町)は、海へ向かうことを決意する。その途中、東京の大手多国籍商社のエリート社員で、重要顧客を失い、仕事から逃げている海人(竹野内)とすれ違う。2人は、老サーファー勝と高校生の孫娘真琴が経営する海辺の静かなB&Bに偶然たどり着く。早速、ヒロミは夏休みのバイトに応募し、財布をなくした海斗も一緒に働くことになる。二人はルームシェアをし、ヒロミは友達になろうとするが、海人はヒロミの鬼のような態度に最初は抵抗していた。しかし、海斗は徐々にこの田舎町になじんでいき、都会で成功することをあきらめ、もっと自分を楽しませようと考えるようになる。しかし、B&Bに戻った海人は、上司と恋人のさくらに呼び戻されてしまう。
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