1957年生まれ。代表的なシリーズ/モノグラフに、アメリカ先住民の聖なる熱帯雨林をテーマにした『Quinault』(京都書院、1993年)、山海塾舞踊家・振付師の天児牛大のバックステージ研究『Amagatsu』(光琳社、1995年)、吉本隆明や安岡章太郎など日本を代表する39人の印象的な姿を撮影した『Portrait』(リトルモア、2003年)、家族の姿をとらえた『At Home』(リトルモア、2006年)等がある。また、マンダレーの僧院で撮影した、時を超えた夢のような写真『夢』(青幻舎、2010年)、建築家フランク・ロイド・ライトの建築物をライカで撮影したポートフォリオ『フランク・ロイド・ライト』(エクスナレッジ、2003年)などがあります。2008年以降、パリ・フォトをはじめとするアートフェアに出展。2010年にはMichael Hoppen Gallery(ロンドン)とTAI Gallery(サンタフェ)で個展「QUINAULT」、2012年には屋久島で撮影した原始林の写真「Materia」をGallery 916で発表している。2013年3月に屋久島の山中の太古の流れをピンボケで撮影した「M.River」シリーズ、5月に福井県の東尋坊の断崖から日本海を一眼レフカメラで撮影した「M.Sea」シリーズ、11月にはフランスGalerie taménagaで個展を開催。作品は、Kemper Museum of Contemporary Art(カンザスシティ)、New Mexico Arts(サンタフェ)、Hermés International(パリ)、Stichting Art & Theatre(アムステルダム)、フランス国立図書館に収蔵されている。
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