ワン・ユー(1955 年生まれ)は、10 代後半から 30 歳までショー・ブラザーズに所属していた。1972 年、彼は同スタジオの俳優養成コースに選抜され、卒業後、『愛の面影』(1973 年)の脇役に抜擢された。初主演作は『サーティーン』(1973年)の早熟なティーンエイジャーの主人公で、『ヤングパッション』(1974年)ではジェニー・フーの若い恋人役で、多くのティーンエイジャーの夢を叶えた。そして『スピリチュアル・ボクサー』(1975)で真のスターダムにのぼりつめ、その後は主に武術映画に出演するようになった。ショウ・ブラザーズでは『若き日の流浪者』(1985)を最後に約30本の映画に出演した。ショウ・ブラザーズとの契約が切れた後は、徐々に映画界を離れ、さまざまなビジネスに携わるようになる。また、テレビシリーズ「戦国伝説」(1996年)に出演するなど、時折、役者としての活動も行っている。ショウ・ブラザーズ時代の個人的なお気に入りは、『霊感ボクサー』と『刺青の子』(1980)である。
(セレスティアル)