ウォン・ジナ

ユボーン社所属の韓国人女優。俳優を夢見ていたが、入学試験に合格できず、文化企画を学ぶ道を選んだ。1年で中退し、産院など家計を助けるために様々な仕事をしたが、両親の勧めでソウルに移り住み、夢を叶える機会を得た。
ショートムービー「選ばれし者」で初出演。オーディションに合格して「禁断の洞窟」（2015年）に出演し、すぐに「Now Playing」（2015年）にも出演した。その後、キム・ジウン監督の時代劇スパイ映画「影の時代」（2016年）で端役を射止めたが、彼女が世間から注目されたのは「鋼鉄の雨」（2017年）で北朝鮮の少女を説得力たっぷりに演じたためだった。
オーディションで100人以上の希望者を破り、テレビドラマシリーズ「恋人同士」（2017～2018）の女性主人公に起用され、その後、百想芸術大賞の新人女優賞にノミネート、APANスター賞の新人賞を受賞した。メルティング・ミー・ソフトリー』（2019）ほか数作品に主演、『王さま万歳』（2020）では第25回春沙映画芸術賞新人女優賞にノミネートされた。現在、2021年ドラマ “She Would Never Know” に出演中。