王宝祥は、中国のミステリー、SF、武侠ロマンス小説家で、王杜魯のペンネームで執筆していた。王は、シャオユウの愛称でも知られている。
欧米では、『Crouching Tiger, Hidden Dragon』を含む「鶴鉄シリーズ」と呼ばれる一連の連作小説で最もよく知られている。この小説は何度も映画化、テレビ化されており、特にアン・リー監督による同名の映画化は賞を獲得している。
王は1909年、北京でバナーマン出身の貧しい家庭に生まれた。(先祖は漢民族で満州八旗に養子に出された)。新聞社の編集者、商会の事務員を経て、作家になった。
内戦後、共産党の指導者に学校教師を命じられ、「老文芸家」のレッテルを貼られた。共産党の指導者に「老文芸家」と呼ばれ、新作を出すことを禁じられた。1966年頃か、退職後、「反動的文人」とされ、共産党から農民労働の処罰を受ける。
1977年2月12日、原因不明の病気で死去。