山梨県甲府市山田町生まれ。若尾金蔵(同墓)の長男で、若尾財閥の養子、銀行員。親族に若尾庄八(11-1-10)。建築家・黒川紀章の妻で、女優・若尾文子は姪にあたる。
慶應義塾大学法学部卒業。1950年(S25) 東横配給「続・悪女」で脚本家デビュー。以後、東横を皮切りに、東映、大映、松竹、東京映画、宝塚歌劇、東宝、日活など多くの作品の脚本を担当する。吉川英治(20-1-51-5)原作、稲垣浩監督作品「宮本武蔵」(東宝)で脚本を担当。この作品は、翌年のアカデミー賞外国語映画賞(当時は名誉賞)を受賞している。この時、宮本武蔵を演じたのは三船敏郎であった。武蔵の幼なじみの又八を三國連太郎が、大津を八千草薫が演じた。宮本武蔵」「続・宮本武蔵 一乗寺の戦い」(1955年)、「宮本武蔵 完全版 戦いの巌流島」(1956年)と、宮本武蔵三部作の全脚本を担当した(「宮本武蔵」「続・宮本武蔵 一乗寺の戦い」「宮本武蔵 完全版 戦いの巌流島」(1956年)の脚本は、三船が担当している。も合本)。
その他の代表作としては、『追憶の夜』(1951年)、『雪中戦』(1954年)、『あんみつ姫魔術大会』(1954年)、『大江戸聖戦空族』(1955年)などがある。, 「婚約指輪」(1956)(石原慎太郎・脚本), 「柳生武芸帳双龍隠剣」(1958), 「嵐を呼ぶ歌」(1960), 「追憶の夜」(1962)などなど…。遺作は新世紀映画配給の『桜の兄弟』(1969年)で、生涯に74本の映画の脚本に携わる。その他、シナリオライターとしてテレビ・舞台の脚本も手がける。著書に『若尾徳平シナリオ集』(1978年)がある。
若尾徳平 について
関連作品(ドラマ・映画)
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関連作品(映画監督)
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関連作品(映画監督・脚本家)
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