高間賢治は、1949年3月10日東京生まれの日本の撮影監督である。日本映画撮影監督協会会員。
東京都立大学で経済学を学ぶ。その後、若松プロダクションで撮影助手として働き、CMを撮り始めると、『月山』(78)で撮影監督に初就任する。文化庁芸術家在外研修員としてハリウッドに渡り、その後ニューヨークへ渡る。在米中は、多くの撮影監督のもとで修行を積む。大草原の小さな家』のハリー・ウルフ、『ブルーサンダー』のジョン・アロンゾ、『野獣使い』のジョン・アルコット、『テーブル・フォー・ファイブ』のヴィルモス・ジグモンド、『トッツィー』のオーウェン・ロイズマン、『ブロードウェイ・ダニーローズ』のゴードン・ウィリスなど、多くの撮影監督のもとで修行を積む。帰国後は、山川直人、金子修介、中原俊、葛井フランなど、主に若手監督と仕事をするようになる。ヨコハマ映画祭では『1999年の夏休み』(1988年)、『風のシルエット』(1988年)で最優秀撮影賞を2度受賞。大阪映画祭では、『高校教師』『アヒルの歌を聴け』(1993)で最優秀撮影賞を受賞。また、『ナラン』(1995)でポーランド映画祭最優秀児童撮影賞、『おかえり、マクドナルドさん』(1997)で日本アカデミー賞最優秀撮影賞候補となった。また、『ラヂオの時間』では日本アカデミー賞候補となる(1998年)。