1937年、小劇場の設立に参加。1941年、大学を中退。
1946年、「女優・須磨子への思い」から劇団俳優座に入団（『松竹』溝口健二 )
1954年、劇団俳優座を退団し、日活に入社、映画製作を再開するが、すぐに退社する。
1957年、東宝と専属契約を結ぶ。
東宝退社後は、金子信雄主宰の劇団「演劇倶楽部丸井」に参加し、舞台に立つとともに、後進の育成・指導にあたる。
特撮作品への出演も多く、東宝では本多猪四郎監督率いる本多派のレギュラーメンバーとして、監督の自宅での恒例パーティに参加した。円谷プロ「ウルトラシリーズ」の原点である「ウルトラQ」に準レギュラーとして出演。東宝退社後は、東映など他社作品にも活躍の場を広げ、ヤクザ映画でその個性を発揮した。また、時代劇での悪老人や悪商人役もお馴染みである。1984年に公開された「ゴジラ」では、10数年ぶりにゴジラ映画に出演した。田島自身、久しぶりの特撮映画への出演を喜んだ。
役柄については、完全にその場で燃えるタイプだったようで、80年代の「ウルトラQ」役についてインタビューされると、”出演した記憶もない “と答えている。
2009年9月10日、食道癌のため91歳で死去。
