鈴木成一は、東京生まれの日本の作曲家。幼少の頃よりオルガンや歌に親しむ。イタリアの声楽家アドルフォ・サルコリにマンドリンを使って作曲を学び、作曲家、マンドリン奏者として活動を開始する。
1927年、”オーケストラ・シンフォニカ・タケイ “と “北翔 “主催の第1回マンドリンオーケストラ作曲コンクールで「空」が第2位に入賞した。
戦中・戦後は、黒澤明監督の「姿三四郎」をはじめ、数々の映画音楽や流行歌を手がけ、マンドリン音楽界から遠ざかっていた。しかし、1966年頃からマンドリン界に復帰し、亡くなるまでの10年間に数多くのマンドリンオーケストラ曲を作曲している。
妻は歌手の平井秀子。