庄司太郎は、秋田県秋田市大館町出身の日本の歌手である。1965年、紫綬褒章を受章。
秋田県立秋田中学校を卒業後、上京して国立英語学校に入学し、早稲田大学商学部予科に入学する。卒業間際に庄司久子と結婚。佐野学にマルクス経済学を学ぶ。
大学院を卒業後、1923年9月に南満州鉄道株式会社に入社し、総務部調査課に勤務する。音楽の夢は捨てられず、満鉄に7年間勤めたが、退社して日本に帰国した。早稲田鶴巻町で弟の三郎と中華料理店を営んだ。
声楽を下谷川圭介に師事し、音楽コンクールの声楽部門で「ごめんなさい」(シューマン)のアリア「レナートの聖歌」、「マスカレード」を歌って入賞する。