白石和彌

白石和彌は、北海道出身の日本の映像作家である。中村幻児監督主催のビデオスクールに参加。その後、若松孝二監督に師事し、フリーランスの監督として活動する。明日なき街角』（97）、『完全なる飼育 赤い殺意』（04）、『17歳の情景少年が見たもの』（05）などの作品に助監督として参加する。10年『ロストパラダイス・イン・トーキョー』で長編映画デビュー。2013年、ノンフィクションベストセラーを原作とした映画『ハイナン』が、第38回報知映画賞監督賞、第37回日本アカデミー賞監督・脚本賞など映画賞を総なめにし、脚光を浴びる。…その後も手掛けた作品はほぼ毎年賞レースを席巻し、作品・監督・俳優部門を中心に6年間で60以上の賞を獲得している。有名俳優が最も出演を熱望する映画監督。その他の主な監督作品に、『日本で一番悪い奴ら』（16）、『女猫』（17）、『彼女が知らない鳥たち』（17）、『サニー／32』（18）、『狼の血』（18）、『止められるか、俺たちを』（18）、『麻雀放浪記2020』（19）、『凪待ち』（19）等々。