旧芸名:辻 典子(つじ のりこ)。 母親のサリドマイドの副作用で両腕がなく、右目の視力もほとんどない状態で生まれた白井。 日本人で初めて公務員になったサリドマイドの被害者でもある。
自分の病気を知ってもらいたいと、映画「紀子は今」に出演することになったが、一部では冷遇された。しかし、この映画も冷遇された。撮影現場には侮辱的な手紙が何通も届き、撮影を妨害しようとする人もいた。
現在、彼女はモチベーションスピーカーとして活躍し、2006年には自分自身についての半伝記的、ルポルタージュ的な本を出版している。
映画「紀子は今」は、彼女が唯一選んだ主演作だった。