塩見 陽は、東京府東京市出身の日本の俳優である。1917年、慶應義塾大学経済学部を中退し、会社勤めをしながら演劇を学ぶ。
1920年、石川治、西条軍之助らと新劇団研究劇場を結成し、同年4月、有楽座の「星月夜」で初舞台を踏んだ。1927年には、日本のトーキー映画の先駆けとなった皆川式トーキー「黎明」に出演。
戦後の1946年に映画「黎明」などに出演した後、1947年に新東宝に転身。1952年、東宝に復帰。1955年、日活と契約。
64年公開の映画「御金蔵藪入り」に出演したが、公開前に消化器系疾患のため68歳で死去した。