島田千恵美

千葉県出身のアーティスト・フィルムメーカー。アナログ（8mm、16mmフィルム）とデジタルの両方を使い、ドキュメンタリー、フィクション、実験的なアプローチを用いながら、親密さ、家庭性、移動といったテーマを探求している。彼女の作品は、日常的な環境の中で垣間見える被写体に細心の注意を払うことで、饒舌で瞑想的、時には催眠的な質をもたらす思索を誘発しようとするものである。
ロンドンのキングストン美術学校で実験映画の修士号と映画制作の学士号を取得。彼女の作品は、Sheffield Doc/Fest、Open City Docs（ロンドン）、イメージフォーラムフェスティバル（東京）、Aesthetica Short Film Festival（ヨーク）、ヨーロッパメディアアートフェスティバル（オスナブリュック）、アップ・アンド・カミング国際映画祭（ハノーバー）などの映画祭で上映された。
実験短編「Fragments」（2017年）で第23回学生キャンパス天才コンテスト（東京）優秀賞受賞。彼女の映画「Austin」（2015）は、オンラインプラットフォーム「Random Acts」の一部として。