ピンパカ・トウィラは、タイのランパン生まれのインディペンデント映画監督、脚本家、映画プロデューサーである。タマサート大学で映画を学ぶ。卒業後、1本の映画制作に携わるが、本人曰く「期待外れで中退」。バンコクの新聞「The Nation」で映画評論家、ライターとして活躍し、「The Nation」が主催する2001年のバンコク映画祭ではプログラミング・ディレクターを務めた。
長編デビュー作『ワン・ナイト・ハズバンド』(2003年)で国際的な名声を獲得し、タイの女性監督として初めて海外の批評家や観客に注目される存在となる。多くの映画祭に審査員として招かれ、2009年にはタイ文化省のシルパトーン賞を受賞した。
長編第2作『島の葬送』(2015年)は、東京国際映画祭2015で最優秀アジア未来映画賞、香港国際映画祭2016で国際批評家連盟賞を受賞、Jogja-NETPACアジア映画祭2016でシルバーハノマン賞受賞。
(出典:iffr.com、ウィキペディア)