パク・グァンス

パク・クァンス（1955年1月22日生まれ）は、韓国の映画監督である。江原道束草市で生まれ、釜山で育つ。ソウル大学校美術学部在学中にヤルソン映画社に入社。卒業後、学生運動と密接に関わりながら、韓国の映画文化の刷新を目指すソウル映画団を設立、率いる。ソウル・フィルム・グループは独立映画運動の重要な一部であり、軍事独裁政権に反対する強い声であった。パリのESEC映画学校で映画を学んだ後、韓国に戻り、イ・チャンホの助監督として働く。1988年に初の長編映画を製作し、1993年には韓国人映画作家として初めて自らの製作会社を設立した。
ニュー・コリアン・シネマ・ムーブメントのリーダーであり、韓国で最も優れた映画作家の一人とされる。彼の作品は批評家から絶賛され、国内外の数々の賞を受賞している。