1936年に南京で生まれ、1949年に台湾に移住。大学卒業後、スタジオのフィルム処理ラボの技術者から撮影助手、そして数々の台湾の方言映画の撮影監督へと昇進する。1966年、ショウ・ブラザーズのロー・チェン監督から、台湾で撮影された北京語映画『Too Late For Love』の撮影監督を任される。1967年、パオは香港に移り、撮影監督として正式にショウ・ブラザーズに入社した。3年後、『運命の指』で監督デビューを果たし、1971年から1977年の間に10数本の映画を監督し、その多くがチャン・チェーとの共同制作であった。1977年に台湾に戻り、妻で脚本家のジン・シュウメイと自分の映画会社を設立する。ジン・シュウメイとはショウ・ブラザーズで『死の誓い』などの作品で一緒に仕事をしていた。
(出典: セレスティアル)