小沢 富士夫(おざわ ふじお)は、東京都出身の脚本家、劇作家、小説家、作詞家である。
1935年、大東映画根岸撮影所に入社し、同年9月19日に公開された映画「浪人すごろく」のオリジナル脚本を執筆した。戦後は小説家に転身し、東映京都撮影所で多くの小説が映画化された。
1946年、酒井俊治、有島一郎らと劇団「空気座」の旗揚げに参加。1951年、日本演劇協会の設立に参加し、同協会理事に就任。
作詞家としては、1952年、美空ひばりの「リンゴ追分」が130万枚を売り上げ、一躍有名になった。
妻は女優の市川弥生、娘は女優・歌手の水沢由美。
1966年5月15日、53歳の若さで死去。
(出典:春友@MyDramaList)