1942年、東京府立第三高等女学校(現・東京都立駒場高等学校)に入学し、卒業後、NHK東京放送劇団に入団。1956年、ラジオドラマ「君の名は」で声優として活躍。
その後、『赤ひげ』『夢』など黒澤明監督作品に出演するなど、映画・テレビ・舞台で幅広く活躍。1976年、文学座に入団。
テレビ草創期を舞台にした黒柳徹子監督の映画『トットチャンネル』(1987年)に登場する中野栄子のモデルである。
1952年、ラジオドラマ「時計」で第7回芸術祭奨励賞を受賞。93年、映画「病院で死ぬ」で日本映画批評家大賞奨励賞を受賞。
また、映画「アラジン」「ふしぎなランプ」では、アラジンの母親役で1回声優を務めている。
2006年7月2日午後0時44分、肺梗塞のため東京都大田区内の病院で死去した。81歳であった。