日本の元女優である。宝塚歌劇団、日劇ダンシングチーム(NDT)出身。多くの日本映画で脇役、端役として活躍。1964年のハリウッド風ミュージカル映画『アスファルト・ガール』では、歌と踊りで主役を演じる。
1933年、長野県松本市に生まれる。1946年、松本高等家政婦養成所に入学。1950年宝塚音楽学校に入学し、1951年宝塚歌劇団に入団。長谷川時子、太田淑子(若き日の吉野里)らと同期。 星組公演『昔ながらの舌切り雀・春の舞』で初舞台。宝塚時代の芸名は「しのぶゆかり」。1953年 日劇ダンシングチーム(NDT)に参加。
1955年、NHKのバラエティ番組やドラマに出演。1956年、東宝と契約。数多くの映画に出演。1958年、東南アジア映画祭で大映の永田大一社長と出会う。永田との関係は、後年まで中田の芸能生活、さらには私生活に大きな影響を与える。
1964年、永田との別れを決意し、大映を退社し、女優を引退するという形で舞台を去った。