長門大幸は、日本の音楽プロデューサー、編曲家、作家、作曲家である。1990年代にミリオンセラーを連発した音楽会社ビーイングを設立し、テレビアニメ『名探偵コナン』の主題歌を80曲以上提供したことでも知られる。Boøwy、ラウドネス、TUBE、B’z、ZARD、WANDS、大黒摩季、DEEN、T-BOLAN、倉木麻衣、GARNET CROW、相内リナなどのレコーディングプロデューサーを担当した。
1993年末、耳の病気の悪化のため、プロデューサーを一時引退する。4年後の1997年、再びプロデュース業に復帰する。関西の音楽レーベル、ザインレコードに特別レーベルを設立し、スプーンフルと長門が小松未歩をデビューさせるが、4ヶ月後にアメ村オータウンレコードに改名し、1999年まで続く。この時期から芸名ではなく、観音寺、ロッカクなどの別名でクレジットされるようになる。
1998年、大阪に音楽録音レーベル「ギザスタジオ」を設立。2007年、ビーイングの代表取締役を退任。2008年、ライブハウス「堂島リバーホール」を設立。
2013年7月、東京国税局と大阪国税局の税務調査により、2007年から2012年までの5年間で約20億円の申告漏れと約10億円の申告漏れが指摘される。この不祥事の責任を取り、2014年まで制作活動を休止。
2016年、自身の名前からDをイニシャルにしたプロジェクト「D-project」にアレンジャー、プロデューサー、作家として復帰。新たにイニシャル通称「+D」を使用している。
2020年現在、プロデューサーとして活動中。