森繁久彌は、日本の俳優、コメディアン。大阪府枚方市に生まれ、北野中学校(現・北野高校)を卒業後、早稲田大学に進学。舞台俳優としてキャリアをスタートさせ、NHKのアナウンサーとなり、満州国を担当した。映画では、東宝の「社長」シリーズや「駅前」シリーズなどの喜劇役で有名になった。現代劇、時代劇を合わせると250本近い作品に出演した。舞台でも日本版『屋根の上のバイオリン弾き』のテヴィエ役で有名[1]。テレビシリーズやスペシャル番組にも出演し、1975年にはテレビのトーク番組『徹子の部屋』の初代ゲストとして出演した。日本俳優連合の代表を長く務めた。多くの栄誉の中で、森繁は1991年に天皇陛下から文化勲章を授与された。
森繁久彌氏は2009年11月10日午前8時16分、自然死のため東京都内の病院で死去、96歳だった。