黒土三男は、1947年3月3日生まれ、熊本県出身の脚本家、映画監督である。
熊本高校、立教大学法学部卒業後、木下恵介プロダクションの助監督となる。
2年間の勤務の後、フリーライターとなる。1978年TBSのドラマ「コメットさん」で脚本家デビュー。1988年、『とんぼ』『うさぎの教室』で第7回向田邦子賞を受賞。1989年、「オルゴール」で映画監督デビュー。監督した作品はすべて脚本している。
山田洋次監督の『幸福の黄色いハンカチ』では脚本家の一人として参加した。
2006年5月6日より、映画『蝉しぐれ』の撮影をきっかけに、庄内平野の米を応援する「庄内米ファンクラブ」の初代会長を務めている。
2011年7月より『水戸黄門』の脚本に参加。
2011年3月の東日本大震災を受け、愛知県豊田市に移住。