ランシーマー・マティポーンワニッチ、愛称クッカイは、タイの脚本家、監督、演技指導者である。チュラロンコン大学演劇学科卒業。その後、英国エセックス大学のEast15 Acting Schoolで演劇演出の修士号を取得。
ロシアのGITIS Instituteでスタニスラフスキーとマイヤーホールドの演技法について学び、米国でマイズナー演技法のコースを受講。
バンコクのサムヤンにある「Action Play」という舞台芸術を教え実践するスタジオに所属している。このスタジオでは、特にクッカイは「ブラックリスト」(2018年)、「Win 21 Ded Jai Tur」(2020年)、「Girl Next Room」(2020年)などのシリーズで演技ワークショップに参加している。自身の場合、Rangsimaは「The Blue Hour」(2015)、「In Family We Trust」(2018)、「The Effect」(2019)の演技指導を行った。