タイの映画監督、アディタヤ・アサラット、ウィシット・サーサナティエン、ペネック・ラタナルアンの助監督として映画制作のキャリアをスタートさせる。2006年に「Always」で短編映画デビュー、2007年には「Silencio」を発表し、クレルモンフェラン短編映画祭で特別賞を受賞している。
2010年、初の長編映画「Eternity」を監督。釜山映画祭でワールドプレミア上映された後、第41回ロッテルダム映画祭でタイガーアワードを受賞するなど、数々の賞を受賞している。
DISTANCE」の最終章となる第3章を監督するカーン。北京語を話すキャストとの間には言葉の壁があるが、俳優たちの計り知れない才能と経験のおかげで、自分が語りたいストーリーを演出し、伝えることができたと信じている。