上白石 萌歌は、鹿児島県出身の日本の女優、ファッションモデル、歌手、タレントである。歌手としての芸名に「adieu」を使用。映画「未来」「羊毛と鋼の森」、ドラマ「義母と娘のブルース」「3年A組」などに出演。また、TBS系トーク番組「A-Studio」の副司会、舞台「魔女の宅急便」、「時をかける少女」の続編に出演するなど、活躍の場を広げている。
2011年、映画会社・東宝が若手女優の登竜門として開催した「第7回東宝シンデレラオーディション」で優勝し、芸能活動をスタートさせた上白石。当時、史上最年少で優勝し、姉の上白石萌音(かみしらいしもね)が準優勝したように、姉妹そろっての受賞はこのときだけだった。2019年に開催された第42回日本アカデミー賞では、『羊毛と鋼の森』の佐倉由仁役で新人賞を受賞している。
上白石は歌手として活動する際、アデューという名義を採用する。2015年にNHK Eテレ「はなかっぱ」のメインテーマ「ス・マ・イ・ル・(S M I L E)」でデビューし、その後1stミニアルバム「adieu 1」をリリースしている。