1978年、KBSのタレントオーディションで選ばれ、女優デビュー。1980年にMBCに移籍。1985年のドラマ「愛と誠」でMBCドラマアワードの大賞と百想芸術大賞の最優秀テレビ女優賞を受賞し、スターダムにのし上がった。1985年に結婚した後、米国に移住し、一時的に女優業を引退した。1988年に韓国へ帰国し、女優業を再開。以来、多方面で活躍し、現在もテレビで活躍している。
1997年、地元で上演した『欲望という名の電車』がソウル演劇祭で最優秀女優賞を受賞するなど、高い評価を受けた。ノ・ヒギョンが1996年に発表したテレビドラマを2010年に舞台化した『世界で一番美しい別れ』（The Most Beautiful Farewell）は、再び高い評価を受けた。ある批評では、彼女の演技を「心を揺さぶる」「煽情的」と評し、「陳腐な筋書きを超越し、テレビの前作を凌駕するものだ。彼女の演技は、幕が下りた後もずっと響いている。
2007年には、韓国内外の飢えた子どもたちをスポンサーとして支援したことで、「社会奉仕のための国会議員連盟」から表彰を受けた。特に1989年からは孤児院でのボランティア活動を積極的に行っている。
20年間の結婚生活の後、2005年に最初の夫と離婚した。二人の間には娘ジヒョンが一人いる。2011年に延世大学で神学を学んだ実業家、チ・スンリョン氏と再婚、2014年に離婚した。
