ジョン・ロー・マー監督は、脇役ではあるがショウ・ブラザーズの俳優として映画界でのキャリアをスタートさせた。しかし、『The Lady Of Mystery』では伝説的な中国語を話す日本人女優李香蘭(山田佳子)、『The Blessed Family』では李漢香監督と胡錦涛(当時俳優)ら業界の名士と仕事をするようになった。
その後、ローは小説、ラジオ劇、映画脚本などの作家に転身。1968年、アラン・タンの広東映画『レッド・ライト、グリーン・ライト』でデビューし、監督としてカメラの前に戻ってきた。その後、北京語映画の監督に転向し、1973年にショウ・ブラザーズに再入社、年に4本もの映画を監督し、1979年に自身のプロダクションを設立するためにショウ・ブラザーズを退社した。
1974年から1976年にかけて監督した4本の人気コメディ『クレイジー・バンプキンス』シリーズで最もよく知られている。
(出典:セレスティアル・ピクチャーズ)