藤原 啓治は、日本の声優、俳優、ナレーター、音響監督である。
東京都出身だが、幼少期の大半を岩手県で過ごす。高校時代、友人の古市コータロー(後にロックバンド「コレクターズ」のギタリスト)と結成したバンドでボーカルを担当する。
18歳頃、単身上京し、文学座の俳優養成所に入所。1980年代はアルバイトをしながら、いくつかの劇団に出演した。
1990年代前半、初めて声優事務所「賢プロダクション」を紹介される。初めてレギュラー出演したテレビアニメは『横山光輝三国志』だが、ブレイクしたのは『クレヨンしんちゃん』の野原ひろし役である。
2006年11月、賢プロダクションを退社し、自身の事務所「エアーエージェンシー」を設立。タレントマネジメントのほか、子会社のエアレーベルからオリジナルドラマやシチュエーションCDを発売したり、ライブイベントのプロデュースを行うようになった。
2010年、『カッコカワイイ宣言!』でサウンドディレクターとしてデビュー。
2016年8月、エア・エージェンシーより、未病の治療のため活動休止を発表。2017年6月より正式に活動を再開。
藤原は、2008年から日本ニューアートカレッジのレギュラー講師を務めていた。
藤原は2020年4月12日、癌のため死去した。
(出典:ja.wikipedia.org)