日本の映画プロデューサー。東宝スタジオの製作総指揮を務めた。 黒澤明監督の『隠し砦の三悪人』では共同プロデューサーを務めた。その他、小津安二郎監督の『夏の終り』、岡本喜八監督の『破妖の剣』『日本のいちばん長い日』、成瀬巳喜男監督作品など、多くの作品をプロデュースした。
隠し砦の三悪人」を共同製作した後、藤本は東宝の製作部長として、黒澤に自分の製作会社を設立するように説得する仕事を任された。東宝が黒澤に自分のプロダクションを作らせたかったのは、「隠し砦の三悪人」のようなコスト超過のリスクを避けるためだったが、彼は自分のプロダクションが黒澤にとって有利になることを納得させなければならない。 藤本はその後、黒澤プロダクションの取締役に就任した。(ウィキペディア)