藤 澄子は、和歌山県御坊市出身の日本の女優、司会者である。2007年に紫綬褒章、2016年春に旭日小綬章を受章。
大阪市立本庄中学校卒業。中学時代に宝塚歌劇団のファンになり、卒業時には宝塚音楽学校を受験しようと考えていた。しかし、父親の反対もあり、その夢を断念。
1962年、四條畷学園高校2年の時、読売テレビの歌番組「ハイハイ、マヒナです」のカバーガールとして姉の光子と出演した。
1972年、NHK大河ドラマ『源義経』で共演した歌舞伎俳優の四代目尾上菊五郎(現・七代目尾上菊五郎)と結婚。
1974年(昭和49年)、フジテレビのワイドショー『3丁目の夕日』の司会者に就任し、司会者として芸能界に復帰」1977年から3年間、出産・育児のため番組を一時降板した。
1996年、「祇園の島」で菊田一夫演劇賞受賞。
2006年、映画「フラガール」で日刊スポーツ映画大賞助演女優賞受賞。同賞の主演・助演賞の受賞は4人目である。
2010年、連続テレビ小説「てっぱん」で主人公の祖母役を演じ、ギャラクシー賞2011年2月度月間賞を受賞。