ドミニク・サパタは、フィリピンのテレビ・映画監督である。デ・ラ・サール大学(マニラ)およびドン・ボスコ技術専門学校(マカティ)を卒業した。1988年、デ・ラ・サール大学マニラ校のコミュニケーション・アート学科に入学し、ABコミュニケーション・アートとBSCマーケティング・マネジメント(CAM-MMG)を学ぶ。
代表作は『夫の恋人』で、ニューヨークで開催された2014年国際エミー賞で最優秀テレノベラにノミネートされた。同作品は、同年シンガポールで開催されたアジアTVアワードの最優秀監督賞にもノミネートされた。
サパタはまず、大規模なソープの監督として知られるようになった。マーズ・ラベロの『ダーナ』(アンヘル・ロクシン主演のバージョンとマリアン・リベラ主演のアップデート版の両方)、『キャプテン・バーベル』などである。ミュージカル・ソープ『ディーバ』では多才ぶりを発揮した。キム・サムスン(韓国)、ラ・ローラ(アルゼンチン)、ザイド(日本)、ゾロ(米国)などの国際的なタイトルの現地脚色を担当した。ネットワークの
韓国ドラマ『妻の誘惑』のフィリピン版と『最愛の人』は2012年に放送され、『カルメラ:Ang pinakamagandang babae sa mundong ibabaw』も制作された。その後、『夫の恋人』が商業的、批評的に成功を収めた。
テレビ番組のほか、ドミニクは「Kuya」「Mulawin, The Movie」「My Valentine Girl」などの映画も監督している。テレビ番組のほか、『Kuya』『Mulawin: The Movie』『My Valentine Girl』『Boy Pick-up the Movie』などの映画を監督した。
2005年、『ムライン ザ ムービー』でメトロマニラ映画祭ピープルズチョイスアワードの最優秀監督賞を受賞した。また、2014年アジア・テレビジョン・アワードの最優秀演出部門にノミネートされ、第5回ゴールデンスクリーンTVアワードで5冠を達成、第9回ソウル国際ドラマアワードにノミネート、国際テレビ芸術科学アカデミーが与える国際エミー賞テレノベーラ部門にノミネートされる。