祖父は三井物産社長で、1932年に暗殺された團琢磨男爵という名家の末裔である。1946年、青山学院、東京音楽学校を卒業。山田耕筰、橋本國彦、下総皖一、諸井三郎、細川翠らに師事した。
交響曲6曲(すべてデッカ・レーベルで録音・発売)、オペラ7曲、映画音楽、歌曲を多数作曲した。また、1997年の新国立劇場の開場記念オペラ「タケル」の作曲を依頼されるなど、日本の皇室への祝典音楽の作曲、中国との文化交流も積極的に行った(1979年から2001年に中国・蘇州で死去するまで)。
日本では、1951年のオペラ『夕鶴』で知られ、定期的に再演されている。