荒木忍は1891年、新潟に生まれた。幼少期を小旅行劇団や浅草で過ごし、1921年に日活向島に入社、初めて俳優の世界に足を踏み入れました。新派の『二人静』『やぶれかぶれ三味線』に出演したのを皮切りに、国勝に移って『愛娘の極み』『若妻の死』などの脇役を担当した。1924年にマキノに移り、『光明の前に』『春の歌』などで三笠マリコや江島千賀子らと共演した。また、『おなかをすかして』では明石潮と、『仮面』では高田稔と共演し、『このなかに』のスリ正吉役では見事な主役ぶりで絶賛された。マキノに戻り、主演の市川右太衛門の『赤城山嵐』に日光の円蔵役で出演、『栄螺』でマキノ智子と共演した。1931 年にはシンコーシネマに移り、『鉄の華』で森静子の父親役を好演、沖悦治主演の『東郷左月』で東郷平八郎を演じた。また、菅プロの客演作『天下泰平』の宗像近江守、『松五郎からす』の悪代官岡村屋乙吉、『勝新軒荒木又右衛門』の河合甚左衛門、『柳生仁侠』の柳生但馬守を好演した。大正時代から戦後にかけては、幅広い作品に出演し、老け役で名を馳せた。
荒木忍 について
関連作品(ドラマ・映画)
荒木忍は以下のドラマや映画で紹介されています。
主役として
別の役割で
関連作品(映画監督)
荒木忍は以下の映画やドラマを監督しています。
関連作品(映画監督・脚本家)
荒木忍は以下の映画やドラマの監督・脚本を担当した。
関連作品(脚本家)
荒木忍 は以下の映画やドラマを執筆しています。
すべての感想・評価
コメント欄は現在メンテナンス中です