日本の政治家で、1995年から1999年まで東京都知事を務めた。また、テレビ俳優、小説家、映画監督、脚本家、作詞家としても有名である。
1932年、東京都日本橋区に生まれる。父は弁当の仕出し屋を営む実業家であった。早稲田大学在学中に漫才を始め、テレビ界でデビュー。
シャボン玉ホリデー』『いじわるばあさん』などの番組で一躍有名に。1966年カンヌ国際映画祭出品作『鐘』の製作・監督・主演を務める。1981年、処女作『人間万事塞翁が馬』で直木賞を受賞。
青島は人気お笑い芸人・植木等さんの脚本を担当し、植木等さんのイメージ作りに大きく貢献した。植木によると、青島はかつてこう言ったという。1961年にヒットした「スーダラ節」（ハナ肇とクレージーキャッツ、植木等も参加）は、青島の作詞・作曲によるものである。青島は、この曲を「酒と博打の誘惑から逃れられない幸せなサラリーマンの物語」とし、「悪いとわかっていても、やめられない」という歌詞を響かせた。彼はこの曲を後に自身の政治的見解と結びつけ、「我々は数十年をかけて、大量生産、大量流通、大量消費、大量廃棄を指向する社会と経済を作り上げてきた」と書いている。何かがおかしいとわかっていながら、私たちはそれにとらわれ、あきらめることができないでいる。”(ウィキペディア)
