同世代の若手ナンバーワン作家・乙一が初めて映画化した、衝撃的で予測不可能な物語集。5人の監督を迎え、恐怖、悲しみ、痛みを描いた5つの物語(実写4話、アニメ1話)を収録。
“ZOO” 廃墟となった動物園で女性を殺した男が、毎日その死体の写真を撮っている。すると突然動物園がなくなり、現実と空想の境界線が曖昧になる。「かざりと葉子」双子の姉妹の母親は、片方の娘だけを愛し、もう片方を虐待していた。虐待されていた娘が脱走しようとしたとき、事態は衝撃的な展開を迎える。
「7つの部屋」 ある日、少年と姉はコンクリートの小部屋に閉じ込められてしまう。部屋は全部で7つあり、それぞれに違う囚人が入っている。6日目には全員が虐殺される。彼らは生き延びることができるのか?
“So Far” 少年の父親は母親が死んだと思い込んでいる。母親は父親が死んだと思い込んでいる。父にも母にも見えているのは少年だけ。
“When the Sun Shines” 人類のほとんどがすでに死に絶えた世界で、ユニークな男が生と死について学ぶCGアニメーション。-IMDb