ソウル大学医学部に優秀な成績で入学したヒテは、光州の誇りとなる。親友で熱心な民主活動家のキョンスは、政府から逃亡中の学生たちのために違法な診療所を開くことを主張する。ある日、工場で働く労働者が抗議デモで負傷する。ヒテは、自分とその労働者を故郷に送る費用を払う代わりに、父親が用意した結婚相手との話し合いに行かなければならない。そこで出会ったのが、看護婦のミョンヒ。彼女はドイツ留学のための航空券が必要なため、友人のスルヨンの代わりにこの会議に出席することになった。しかし、ミョンヒとヒテは恋に落ちることになる。1980年5月、光州に響く熱い情熱と民主化の叫びの中で、ヒテとミョンヒは運命のいたずらに巻き込まれることになる。
~ 1980年5月18日から5月27日まで韓国の光州市で実際に起きた「光州動乱」を基にした作品。