***美人税
財政難の中、日本政府は美人税を導入する。美しい女性は男性に食事を奢られる。他の人が叱られている時に親切にされ、生活で得をする。だから税金を払わなければならないのだ。美しい木嶋愛子(佐々木希)の税金はなんと20%。絶対に納得できない彼女だったが、次第に国から特別な美人と認定されたことに優越感を感じ始める。しかし、美人税をきっかけに思わぬ事態が次々と起こり、愛子は窮地に追い込まれる。そんな彼女の前に、素敵な男性・野々村賢一(浦井健治)が現れる。
***かよいの軍団
前島慶一郎(西島秀俊)の住む日本は、世界的な納豆ブームに沸いていた。新茨城県は日本からの独立を宣言し、政府軍と戦いを続けている。前島が勤める会社では、不良品のライフルを納品し、政府軍に迷惑をかけたことを謝罪するように上司から指示される。前島が謝罪に行くと、戦場はホワイトカラーのサラリーマンと化していた。前島はすぐに戻ってくるはずだった。しかし、気がつくと戦場に加わり、しかも自分の存在価値を感じ始めていた。そんな彼を待ち受けていたのは、驚愕の結末だった。
— 筒井康隆の小説を映画化。
***夢みるキカイ
野間崎賢治(窪田正孝)は、漫画を描き続けるうちに漫画家になることを夢見るようになるが、なかなか認めてもらえない青年である。両親からは現実的に考えて就職を考えるように言われる。賢治が母親(舟木幸)といつものように喧嘩をしていると、母親は賢治を部屋から追い出した後、突然倒れてしまう。そして彼は一瞬の衝撃を受ける。実は彼の母親は機械だったのだ。恋人の稲葉圭子(石橋杏奈)に励まされるも、次々と衝撃的な事実を目の当たりにした賢治は、崖っぷちに立たされることになる。そんな彼が下した決断は…。
***クイズのお姉さん
古賀三郎(高橋一生)は、単調な日常にうんざりしていた。少しでも変化を求めて、何気なく出演したクイズ番組が全ての始まりだった。それがすべての始まりだった。クイズに勝った三郎は、賞金100万円とクイズ1年分をプレゼントされる!彼は、それが何になるのか不思議に思う。翌日、彼の前に問題を出す謎の中年男性(松重豊)が現れる。三郎はそのクイズ男につきまとわれる。これをきっかけに、男も三郎も奇妙な日々を送ることになる。
(出典:jdramas.wordpress)